独自ワイヤレス プロトコル
開発中の要件に対応し、最小消費電力で最長距離の接続を実現できるように、貴社独自のスタックを最適化可能
独自プロトコルとは
TI の Sub-1GHz 無線製品は、数十年にわたって独自ワイヤレス ソリューションの実現に役立ってきました。多くのお客様は独自ソリューションの最適化を進め、コスト上昇や使用メモリの増加を招かずに、到達範囲や消費電力の向上を図っています。設計者はこのフレキシビリティを活用し、多様なアプリケーションの要件を満たすことができます。TI の製品ラインアップは、既存の製品展開が実証してきたように、多様な地域やアプリケーションに関係する規制準拠に対応しています。
TI の独自仕様無線製品の利点
開発中の要件に合わせた最適化が可能
完成度が高く包括的な SDK とツールキットを使用すると、RF とソフトウェアのエキスパートが TI の各種ソリューションから最大の性能を引き出すことができます。
最小消費電力
貴社の独自スタックと TI のクラス最善のスタンバイ消費電流を組み合わせると、実現可能な範囲で最長のバッテリ動作期間を実現できます。
信頼性
数億台のユニットが現場に導入済みであり、多様なアプリケーションと世界各地の規制要件に対応してきた 20 年にわたる実績が TI にあります。
設計と開発に役立つリソース
SmartRF Studio
SmartRF™ Studio は、RF システムの設計者が TI の CC1xxx と CC2xxx の各低消費電力 RF デバイス全般を設計するプロセスの初期段階で無線を簡単に評価するのに役立つ Windows アプリケーションです。構成レジスタの値とコマンドの生成、さらに RF システムの実用的なテストとデバッグを簡素化できます。
SmartRF Studio は、以下の TI デバイスをサポートしています。
SmartRF Studio 8
- CC2340R5
SmartRF Studio 7
- CC2674P10、CC2674R10、CC1354P10、CC1354R10、CC1314R10
- (...)
CC1312R SimpleLink™ Sub-1GHz ワイヤレス マイコン向け LaunchPad™ 開発キット
SimpleLink™ 低消費電力 SDK (ソフトウェア開発キット)
SimpleLink™ Low Power SDK は、CC13xx、CC23xx、CC26xx の各製品ファミリをサポートしています。これらの SDK を組み合わせると、SimpleLink CC13xx/CC23xx/CC26xx の各ワイヤレス マイコン上で Bluetooth® Low Energy、Mesh、ZigBee®、Matter、Thread、802.15.4 ベース、独自仕様、マルチプロトコルの各ソリューションをサポートする Sub-1GHz/2.4GHz アプリケーションを開発するための包括的なソフトウェア パッケージを実現できます。
はじめに
独自ソフトウェアを使用して開発を開始
TI は、SimpleLink™ SDK (ソフトウェア開発キット) の一部として、複数の独自ソフトウェア サンプルと資料で構成された信頼性の高いセットを提供しています。
CC13xx/CC26xx Hardware Configuration and PCB Design Considerations (Rev. H)
Achieving Optimum Radio Range (Rev. A)
RF PCB Simulation Cookbook
独自ソフトウェアを使用して開発を開始
トランシーバ ソリューションを使用して開発を開始すると、既存のマイクロプロセッサまたはマイコン ユニットに Sub-1GHz を追加できます。
TrxEB RF PER テスト ソフトウェア サンプルのユーザー ガイド (TrxEB RF PER Test Software Example User's Guide)
最適な無線到達範囲の実現
TI 15.4-Stack ソフトウェアの開発開始
TI の 15.4-Stack ソフトウェアは、事前ビルド済みかつ信頼性の高い独自ネットワーク ソフトウェアであり、FCC (米国連邦通信委員会) や ETSI (欧州電気通信標準化機構) に準拠しているほか、セキュリティ機能とワイヤレス (OTA) ファームウェア アップグレード機能を搭載しています。