やりっぱなしは効果なし?社内研修の効果アップ術


研修内容を仕事に活かすためには?

せっかく社内研修を行っても、それが仕事に活かされなければ意味がありません。ではどうやれば研修内容を実践することができるのでしょうか。そのためには参加者に任せきりにしてはいけません。研修で学んだことを実践しようとしても、日々の仕事が忙しければなかなかできません。また、研修に参加した人としていない人の間で齟齬が発生する可能性もあります。こうした事態を回避するためには、上司や先輩が意識して支援することが必要です。学んだ新しいことに取り組み、それを上司や先輩にしっかり評価してもらうことができれば、研修参加者の意欲も高まっていくでしょう。

アンケートの重要性とは

研修の最後にアンケートを実施することが多いですが、アンケートを取ってそのままにしておくのは宝の持ち腐れです。アンケートには今後の仕事に活かすことができる材料がたくさん詰まっています。まずは有効性や改善点の確認です。実際に研修に参加した人の意見やデータは、今後の研修テーマや講師、外注会社選びなどの材料となるため、研修のブラッシュアップに活かすことができます。アンケートの様式を工夫することで、研修内容の定着を促すこともできるでしょう。学んだ直後に内容を自分で言語化することは非常に有効です。若手を対象にした研修なら、参加者に自分の目標やゴールを設定してもらうのもおすすめです。アンケートは、研修を実施している部門の評価にも役立てることができます。参加者の満足度が高い研修を実施することができた、というのは人材育成の評価ポイントとなるからです。

社員教育によって1人1人の能力を高めるとともに、仕事に対する理解を深めると、会社全体の生産性の向上にもつながります。

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